炭水化物ダイエットとは?

炭水化物抜きダイエットOKな食品

テレビやネットで話題の「炭水化物ダイエット」。効果があり危険性のない炭水化物ダイエットとは、いったいどのようなダイエット方法なのでしょうか?

 

・食事の時に炭水化物を摂取すると、血液に吸収されて血糖値が上がります。すると、すい臓からインスリンという物質が分泌されます。

 

注目です! 炭水化物抜きダイエット効果と危険性

 

インスリンはエネルギー源として糖を肝臓や筋肉に蓄える働きをしますが、糖が余ると脂肪細胞へ運んでしまうのです。これが、炭水化物を取りすぎると肥満になるといわれる仕組みです。

 

・炭水化物とは、大雑把にいうとご飯やパン、麺類に大量に含まれている栄養素です。では、炭水化物を取らないと痩せるのかというと、そうではありません。炭水化物は人間にとって重要なエネルギー源です。

 

炭水化物が減ると低血糖状態になり、集中力がなくなり日常生活や勉強や仕事にも差し支えてしまいます。また、低血糖により飢餓状態になると、体が自然に脂肪を蓄積するように切り替わり、逆に肥満を招いてしまうのです。

 

炭水化物ダイエットは、もともと糖尿病患者のための、糖を制限する食事法として編み出されました。適量の炭水化物を摂取してバランスのいい食事を取ることで、効果的で危険性のない痩せやすい体を作るダイエット方法だといえます。

 

糖質制限との違いは?

効果があり危険性のない炭水化物ダイエットとともに「糖質制限ダイエット」という言葉もよく聞かれます。この二つはどのように違うのでしょうか?

 

・炭水化物は「糖質+食物繊維」のことを指します。糖質は糖質のみを表しています。二つのダイエットは言葉どおり“糖質”を制限するダイエットと、“炭水化物”を制限するダイエットです。

 

・つまり、糖質と炭水化物は栄養素としては異なりますが、ダイエット用語としてはこの二つは同じ物と考えてもいいでしょう。炭水化物に含まれる食物繊維は腸内の働きを活発にするため、ダイエットのときには摂取したほうがいい栄養素ですが、炭水化物に含まれる糖質は制限したほうがよい物質と考えられています。

 

・ほかにも「低炭水化物ダイエット」「炭水化物抜きダイエット」「低糖質ダイエット」というダイエット方法がありますが、これも単純に言い方の違いであって基本的には同じものと考えて差し支えはないでしょう。

 

・どのような言い方をされていてもこれらのダイエット方法に共通しているのは、糖質を制限することで食後に血糖値が上がらないようにし、ブドウ糖が脂肪として蓄積されないようにすることと、脂肪の分解を促すことが目的となっています。

 

参考:炭水化物抜きダイエット効果と危険性

炭水化物ダイエットの方法

炭水化物抜きダイエットOKな食品

日常の食事で取る炭水化物の代表は、ご飯やパンや麺類のことです。イモ類にも炭水化物が多く含まれています。

 

効果があり危険性のない炭水化物ダイエットは、これらの主食を少し減らすことによって脂肪の燃焼を促すダイエットです。

 

・効果があり危険性のない炭水化物ダイエットの目安は、主食であるご飯などを20%減らすことだといわれています。

 

毎日お茶碗一杯150gのご飯を食べているかたは、120gまで減らしましょう。山盛りのご飯を食べるのが大好きな人には辛いかもしれませんが、噛む回数を増やしてゆっくり食べたり、噛みごたえのある玄米や雑穀を混ぜたりすると、満足感を感じられます。ご飯を固めに炊いたり、パスタをアルデンテで茹でるのも噛みごたえを増加させるコツです。

 

・パンならベーグルやライ麦パン、パスタならペンネなどの硬めのものを選ぶのもよいでしょう。また、食事のときにスープやお味噌汁などの汁物を先に食べると、早めにお腹が膨らむので効果的です。肉や魚などのメインを先に食べて、最後に量を減らしたご飯を食べると血糖値が上昇しにくいといわれています。

 

主食を抜くのは間違った炭水化物ダイエットです。炭水化物をまったく摂取しないと飢餓状態になり、リバウンドを引き起こす原因になるので、やめましょう。

 

 

 

炭水化物ダイエットで食べて良いものダメな食品

効果があり危険性のない炭水化物ダイエットでは、肉や魚を普段どおりに食べることができます。肉は糖質が少なく100gにつき牛肉で0.1〜0.6g、豚肉で0.1〜0.3。鶏肉ではほとんど0です。ただし、脂質もダイエットにはよくないので脂身の多い部位は避けましょう。

 

魚の脂質には血液をサラサラにし、コレステロールを抑える働きがあるので積極的に取るようにしましょう。刺身や焼き魚・干物はいいのですが、砂糖をたくさん使う煮魚や照り焼きはやめましょう。

 

・野菜は糖質の少ない葉物野菜を中心に食べるようにしましょう。特にアボカドは糖質が少ないうえビタミンを多く含み、脂肪燃焼を促進するといわれています。

 

逆に、ニンジンやカボチャなどの根菜類は糖質と炭水化物が多いので注意しましょう。マンゴーやさくらんぼにも炭水化物がたくさん含まれています。果物類は低カロリーな柑橘類やイチゴ、リンゴなどを食べるようにしましょう。

 

マヨネーズの原材料は、卵・酢・塩なので取っても大丈夫です。ただし脂肪が多いので取りすぎには注意しましょう。効果のあるダイエットをするためにもソースやケチャップは糖質が多いので取らないようにしましょう

 

・効果があり危険性のない炭水化物ダイエット中に、決して取ってはいけない食品は、ケーキやチョコレートなどの甘いお菓子スナック菓子です。コーラなどの甘い炭酸飲料も厳禁です

 

重要!炭水化物抜きダイエット効果と危険性

炭水化物ダイエットの効果

炭水化物抜きダイエットOKな食品

効果があり危険性のない炭水化物ダイエットは、炭水化物の摂取を減らすことにより、脂肪が燃焼しやすい体を作ることが目的です。

 

炭水化物の摂取量を減らすと、すい臓から「グルカゴン」というホルモンが分泌されます。

 

グルカゴンには脂肪を分解する働きがあるため、基礎代謝を上げて長期的に脂肪を燃焼しやすい体を作ることができます

 

・また、炭水化物の量を減らすと血糖値の上昇が緩やかになります。血糖値は急激に上がってから下がると空腹感が生まれますが、ゆっくりと血糖値が上昇すると空腹感が少ないので食べすぎを防ぐことができます。

 

・脂肪の燃焼を促進し血糖値の上昇を抑えることは、メタボを防ぐだけではなく、心臓病や癌、脳溢血などの生活習慣病を防ぐ効果もあります。また、糖尿病の防止にも効果があるとされています。

 

・炭水化物を過剰に摂取すると、余分な糖質が体内のたんぱく質と結合して劣化たんぱく質が形成されます。これを「糖化」と呼びます。糖化が起こると肌にハリがなくなり、しわやしみやたるみができ、ニキビや吹き出物、乾燥の原因にもなります

 

炭水化物を制限することは余分な糖質を取り除き糖化を防ぐので、結果としてお肌の健康を保ち美容にも役立つといえるでしょう